スパークプラグは、燃焼室に満たされた混合気にスパークすることで、燃焼サイクルのきっかけを作る重要な点火系システムのひとつですが、現在のバイクではメーカーの開発や搭載コスト制限もあり、エンジン性能を極限まで高めたクローズドコースレーサーに装備されている通称:DI 『ダイレクトイグニション』システムを、ホンダ伝統のOHCエンジンに装着して点火系統の確実性を図りつつ、燃費やトルクの向上させてさらなるエンジンのパワーアップを狙った強化パーツです。
このシステムでは、一体式イグニションコイルで発生させた高電圧の点火電流をプラグに対してストレートに伝達、スパークさせることにより、純正コイルの弱点であった構造上の諸問題(エンジンの高回転に対応できにくい、リーク等による接触不良、スパークによる電波ノイズの発生等)を解決するため、XR250(MD30型式:RFVCエンジン)に 装着して実測から得た結果と技術をフィードバック、さらに一般オーナー様にもモニタリングテストをして頂き、純正指定のスパークプラグ でも 常に適正かつ安定した点火性能と更なる燃焼効率が発揮できる 、 強化したダイレクト点火システム をご用意いたしました。
◆ダイレクトイグニションの特徴 は、従来のプラグコードを必要とせず イグニションコイルからプラグまで の 距離がない(電気抵抗がない)ので 発生電圧の損失を必要最小限に抑える ことができ、従来の点火システムと比較しても燃焼効率が格段に向上 するため、 エンジン始動の向上やアイドリングの安定 、また より強力なトルクも得られて 燃費性能も非常に良くなります。
* 純正プラグキャップの抵抗値
一次側抵抗値:0.1〜 0.3Ω ・二次側抵抗値:7.2〜11kΩ
★ ダイレクトイグニション強化プラグキャップの抵抗値
一次側抵抗値:0.07〜0.1Ω ・二次側抵抗値:4.6〜 6.8kΩ
◆スパークプラグの燃焼状態比較画像【左側:純正キャップ・右側:強化キャップ】を見て頂ければ燃焼効率の効果が良く分かります。
◆また、この性能をより発揮できるよう 使用部材にも十分配慮 するべく、各構成パーツは 全て国内大手メーカー製品 を使用しております。ダイレクトイグニションとバイク本体に接続するケーブルには、酸化物を含まない99.95%以上 の 高純度銅 を使用した 耐熱専用無酸素銅ケーブル(通称:OFCケーブル)を採用 、 抵抗や歪みを極少にして伝送のロスを軽減。 また、エンジンの発熱温度によるOFCケーブルの劣化を防ぐため、スリットがない一体型耐熱専用コルゲートチューブ(難燃部材)を使用、リーク防止のために両先端内部には 耐熱シリコン部材で防水加工を施すことで、システム全体の耐久性能を図っています。
★現在では数少ない、簡単にイグニションが強化できる定番のカスタムとして、これまでに数多くのMD33E搭載車【CB223S・FTR223・XR230】の各オーナー様方やバイクショップ様にもご採用のうえ大変ご好評いただいている、点火・燃焼系統チューンのロングセラーパーツ です。
また本セットは、ヤフーショッピング やAmazon では唯一の 公認カスタムパーツとして、エンジンパーツランキングのベストセラー にも選ばれており、JIS制定の標準商品である 安心と信頼のJAN/EANコード登録済パーツです。
◎実際に製作したプロトタイプを装着したXR250(MD30)で、一定期間実装テストした後のエンジンヘッド燃焼室とピストンヘッドの燃焼状態を当方のブログにおいて、画像を交えてご紹介いたしておりますので是非ご一読ください。
*画像の取付車両はCB223S【構造上、純正キャップより長くなりますが、ガソリンタンク下部に収納でき、張り出しもなくニーグリップに影響ありません(画像3・4を参照)】
該当車種: CB223S(型式:MC40 全年式に対応)
セット内容:ダイレクト強化プラグキャップ・取付用タイラップ・取扱説明書【純正ノーマルプラグでの効果的手法も記載】付
◎カラーはレッド(橙赤)とブラックの2色からご選択ください。
CBシリーズに装着する際 のご不明な点やその他の疑問がございましたら、必ずご検討前にご質問欄からお問い合わせください。
注 :本商品をご検討の際は、愛車のエンジンコンディションを事前にご確認いただき、ご自身の判断と自己責任でご採用ください。
以上をご理解のうえ、ご採用お待ちいたしております。
※ 同時出品中の【CB223S シリーズAIシステムキャンセルセット】・≪CB223S 純正キャブレター強化フルセット≫・『CB223S AIシステム解除済み対応 純正キャブレター強化セット』も是非ご覧ください。
また、ブログで強化ボルトセットの実測報告やXR250カスタム・メンテナンスなど詳しく紹介していますので、是非ご覧下さい。
★当方といたしましてはいつまでも末永く、また安心して乗れるよう、ノーマルエンジンの基本的な性能維持を主体としたパーツ開発を念頭に、いつも製作出品いたしております。