スパークプラグは、燃焼室に満たされた混合気にスパークすることで、燃焼サイクルのきっかけを作る重要な点火系システムのひとつですが、現在のオフロードバイクではメーカーの開発や搭載コスト制限もあり、エンジン性能を極限まで高めたクローズドコースレーサーに装備されている通称:DI 『ダイレクトイグニション』システムを、ホンダ伝統のOHCエンジンに装着して点火系統の確実性を図りつつ、燃費やトルクの向上させてさらなるエンジンのパワーアップを狙った強化パーツです。
このシステムは、イグニッションコイルで発生させた高電圧の点火電流をダイレクトにプラグに対して伝達、スパークさせることにより、イグニションコイルの弱点であった構造上の諸問題(エンジンの高回転に対応できにくい、リーク等による接触不良、スパークによる電波ノイズの発生等)を解決するため、【MD33(E)系列エンジンSL230・XR230・FTR223・CB223S】 や(XR250/MD30・XR250R/ME08)をモニタリングして見直すべく作動状況を実装テストし、常に適正な作動を図るための強化したダイレクト点火システムをご用意いたしました。
♦ ダイレクトイグニッションの特徴は、従来のプラグコードを必要としないためにイグニションコイルからプラグまでの距離がない(電気抵抗がない)ので発生電圧の損失を必要最小限に抑えることができ、従来の点火システムと比較しても燃焼効率が格段に向上するため、より強力なトルクも得られるので燃費性能も非常に良くなります。
* 純正プラグキャップの抵抗値
一次側抵抗値:0.1〜 0.3Ω ・二次側抵抗値:7.2〜11kΩ
★ ダイレクトイグニション強化プラグキャップの抵抗値
一次側抵抗値:0.07〜0.1Ω・二次側抵抗値:4.6〜 6.8kΩ
◆スパークプラグの燃焼状態比較画像【左側:純正キャップ・右側:強化キャップ】を見て頂ければ燃焼効率の効果が良く分かります。
また、この性能をより発揮できるように当方では使用部材にも十分配慮し、ダイレクトイグニションとバイク本体接続するケーブルには、酸化物を含まない99.95%以上の高純度銅を採用した耐熱専用無酸素銅ケーブル(通称:OFCケーブル)を採用して抵抗や歪みが少なく伝送ロス軽減。且つ、OFCケーブルのさらなるエンジン発熱温度から劣化を予防するために、超耐熱専用スリット無のコルゲートチューブ(難燃部材採用)を使用、リーク予防のために亨先端内部には耐熱シリコン樹脂で防水封入の加工を施すことで、システム全体の耐久性能を図っています。♦
◎実際に製作したプロトタイプを装着したXR250(MD30)で、一定期間実装テストした後のエンジンヘッド燃焼室とピストンヘッドの燃焼状態を当方のブログにおいて、画像を交えてご紹介いたしておりますので是非ご一読ください。
★本パーツは安心と信頼のJAN/EAN登録パーツです。
*画像の取付車両はCB223S【構造上、純正キャップより長くなりますが、ガソリンタンク下部に収納でき、張り出しもなくニーグリップに影響ありません(画像3を参照)】
該当車種: SL230(型式:MD33・BA−MD33 全年式に対応)
セット内容は、ダイレクト強化プラグキャップ1セット、取付用タイラップ2個です。 【取扱説明書付】
◎カラーはブラックとレッド(橙赤)の2色からご選択ください。
各SLシリーズに装着する際 のご不明な点やその他の疑問がございましたら、必ずご検討前にご質問欄からお問い合わせください。
注 :本商品をご検討の際は、愛車のエンジンコンディションを事前にご確認いただき、ご自身の判断と自己責任でご採用ください。
以上をご理解のうえ、ご採用お待ちいたしております。
※ 同時出品中の【SL230 シリーズAIシステムキャンセルセット】・≪SL230 モタード 純正キャブレター強化フルセット≫・『SL230 AIシステム解除済み対応 純正キャブレター強化セット』も是非ご覧ください。
また、ブログで強化強化キャブレターセットの実測報告やカスタム・メンテナンスなど詳しく紹介していますので、是非ご覧下さい。
★当方といたしましてはいつまでも末永く、また安心して乗れるよう、ノーマルエンジンの基本的な性能維持を主体としたパーツ開発を念頭に、いつも製作出品いたしております。