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このシステムは、オイルポンプからオイルラインに導入するオイルボルト7ミリサイズと、オイルラインからシリンダーヘッド内へ導入するオイルボルト7ミリサイズの オイル吐出配分量を エンジンヘッド内に増加させることで、純正オイルボルトより速やかな潤滑を促し、 カムシャフト や ロッカーアームASSYにおける 耐金属磨耗性の向上エンジンヘッドのクーリング効果 を図り、 カジリや引き摺りを予防するパーツセットです。
*左:純正ボルト 右:強化ボルト
(画像2枚目の比較画像を参照ください。)
※ 吐出口径のリビルドを図り、+3割のオイル吐出を実現、初期始動からの油圧を安定させ、 アイドリングから高回転までエンジンヘッド機構の潤滑を適正に保つことで、 オイルラインのさらなる トータルバランス と 信頼性 を 確立させました。
★ 純正ボルト部材を見直し、新規部材で製作いたしました。【ボルトヘッド一体造型加工による高強度及びヘッド高の延長、ボルト延長や後端部のテーパー加工による潤滑ロスの軽減と耐防錆性】
年式故に、エンジンパーツの維持が難しくなってきたCBX250シリーズ ですが、 エンジンヘッドASSY は 点検・分解等 の メンテナンスをする機会 も 非常に少なく 、 また常に高回転運動に耐えているパーツ群 なので、各パーツの 耐久寿命や交換コスト を考えると 簡単 に 交換できます!
★現在では数少ない、 空冷エンジン潤滑機構の定番カスタム として、これまでに数多くの兄弟車であるGBクラブマンのオーナ様方やバイクショップ様にもご採用のうえ、 タペット・カムチェーンの負担軽減にも寄与し 大変ご好評いただいている オイルライン強化対策のロングセラーパーツ です。
また本パーツは、 ヤフーショッピングやAmazon では国内唯一の 公認オリジナルカスタムパーツとしてもカタログ掲載され、常に エンジンパーツランキングのベストセラーパーツにも選ばれております。
◆空冷RFVCエンジンの発生熱による油温上昇率は気温の変化にかかわらず ツーリングも含めまして、ノンストップ走行より 街乗り や 短距離での高回転走行【STOP&GOの繰り返し】の方 が 空冷エンジンの油温は下がりにくく、 エンジンヘッド内は 想像よりもはるかに高温となり、 特にロッカーアームやカムシャフトの接触面に影響を与え磨耗も早い傾向にあります。 (油温計があればその状況がリアルに分かります。) *画像4枚目のカムシャフト各赤丸が 潤滑不足による焼けとカジリ症状 です。 オイルクーラーを搭載しないCBXシリーズは 特にご注意ください。グレードの高いエンジンオイルと併用して、 カジリや偏磨耗 の 予防対策に是非ご採用ください。◆
該当車種:CBX250RS (形式:MC10 全年式に対応)
セット内容は、シリンダーヘッド用オイルボルト1個、右クランクケースカバー用オイルボルト1個、各オイルボルト用純正新品ガスケット2組です。 【取扱説明書付】
歴代の各CBXシリーズに装着する際のご不明な点やその他の疑問がございましたら、必ずお問い合わせください。
注 :本商品をご検討の際は、愛車のエンジンコンディションを事前にご確認いただき、ご自身の判断と自己責任でご採用ください。
以上をご理解のうえ、ご用命お待ちいたしております。
同時掲載中の『ダイレクトイグニション強化プラグキャップ』も是非ご覧ください。
★ また、ブログで強化ボルトセットの実測報告やXR250カスタム・メンテナンスなど詳しく紹介していますので、ご一読下さい。
※ 製作にあたり、当方で収集した資料によると、RFVCエンジンで唯一DOHC方式を採用しているCBX250RSですが、エンジンヘッドへの潤滑効率は、SOHCのXRエンジンより劣っています。 ベースエンジンは同じXRでありながら、(XRはエンジンヘッド、ミッションギアの2系統のオイルラインを潤滑するのに対し、CBX250RSはエンジンヘッドのみのオイルラインながら、オイルボルトの吐出口径がXRより【1.5Φ小さいため】オイルポンプ性能は十分なのに純正パーツで潤滑量をスポイルしていることが不思議に思います。『メーカーの部材耐久に関する性能は解りませんが、この潤滑量で十分と判断しているのでしょう…』
距離やメンテナンス次第では、カムのカジリや巣穴がXRよりもできやすい傾向です。 また、CBX250RSのカムシャフト潤滑方式は、ベースエンジンのXRと徹底的な違いがあり、XRはカムシャフトにオイルラインが内蔵され、ダイレクトにカムとの潤滑を行っていますが、CBX250RSはGB250同様カム本体には何ら潤滑経路は無く、エンジンカバーからの間接的な潤滑方式です。 つまり、適正な潤滑量は期待できずヘッドのみ溜まったオイルで補っている状況です。
また、空冷エンジンにもかかわらずフィンの面積も少ない(特にエンジン上部)ので、油温上昇も早くカムやロッカーアームASSYの油膜切れが心配です。
CBX250RSのオイルラインは、エンジンヘッドのみに直結していますので、強化ボルトの更なる性能が発揮されます。
▲ 当方のオリジナル製作品を『類似した出品物』を見受けますがエンジンセッティングを左右する重要なパートなので、ご購入の際は今一度愛車のことを思ってご検討ください。
★当方といたしましてはいつまでも末永く、また安心して乗れるよう、ノーマルエンジンの基本的な性能維持を主体としたパーツ開発を念頭に、いつも製作出品いたしております。